ピカデリーの読書部屋

「この本読んでみて!」をお伝えする日記です。

『十角館の殺人』小説感想

こんばんは。

東京に引っ越しして来ました。

生活リズムが変わってあまり本を読んでいなかったので、

ブログを更新していませんでした。

そんな中、空いてる時間を見つけて、『十角館の殺人』読みました。

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【あらすじ】

十角形の奇妙な館が建つ孤島、角島を大学ミステリ研の七人が訪れた。

館の中で次々と人が死んでいく連続殺人が起こります。

十角館でかつて起きた事件との因果関係、ミステリ研との関係。

次々と謎が解き明かされていきます。

 

【感想】

私が生まれる前に書かれた小説になります。

この小説以降の推理小説を日本では「新本格」と呼ぶそうです。

まさに時代を作った小説なんですね。

この小説での事件はいわゆる「クローズドサークル」というものですね。

推理小説では定番の設定だと思います。

昔の小説だし、今出てる推理小説の元祖みたいな立ち位置の小説なので、

今の自分が読んでも面白くないかな、と思って読み始めましたが、

普通に面白かったです。

衝撃の1行があるという噂を聞いていましたが、まさに衝撃の1行でした。

本当に、推理小説って様々なパターンで私を驚かしてくれるな、と改めて実感しています。

推理小説初心者の方でも十分楽しめる作品だと思います。